誰でも一級建築士試験に確実に合格できる方法

平成29年一級建築士試験に合格した僕が、確実に合格する方法を紹介します。

設計製図試験でも過去問は超重要!製図試験の過去問勉強法!

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僕が3年目に通っていた教室で、教務の担当者が言いました。

「設計製図試験は本番の対応力を付けるために、より多くの実践形式の課題演習をやった方がいいです。

過去問はあまり役に立ちません」

これは全くの間違いです。

設計製図試験こそ過去問をしっかり研究しておかないと、学校の課題ばかりやっていては本番で通用しません。

 

課題の建物は変わっても、毎年同じことが問われている

設計製図試験は毎年課題となる設計のテーマが異なりますが、試験で問われていること、すなわち、試されていることは毎年そう変わっていません。むしろ建物の種類によらず、押さえておかなければならない"本質"をしっかり見抜いていれば、どんな課題が出ても合格できるでしょう。

このブログはその"本質"を見抜く力を養えるよう、さまざまな記事を書いているつもりです。

 

平成29年はリゾートホテル、平成30年はスポーツ施設です。

だからといって平成29年に合格した人がリゾートホテルを、平成30年に合格した人がスポーツ施設を設計する訳ではありません。

試験元は毎年違う建物の課題を通して、毎年同じ能力を試しているのです。

過去問を研究することで初めて、施設の種類が変わっても常に変わらない採点基準が見えてくるのです。

 

 

過去問の勉強方法!

1.過去問を3年分、読んでみよう

まず、過去問の課題文を20分くらいで読み込んでみましょう。マーキングしてもいいです。

ここではプランニングはしなくていいです。

 

資格学校で普段解いている課題とちょっと違うぞ、と思うところをチェックしておきましょう。

3年分くらいやってみれば、練習課題と本試験の違いがなんとなく理解できると思います。

冒頭の設計条件の文は練習課題と違ってかなり具体的に施主の要望が書いてあるのが分かると思います。

 

2.課題文の中の同じ部分を年度ごとに読み比べてみよう

次に、各年度の課題文の中から同じ部分を読み比べてみます。

そうすると、年度ごとの違いや、その年に何が重要視されているのかが掴めてきます。

例えば過去3年分の過去問を見てみると、

敷地条件の中の、地盤に関する記述はここ3年で年々細かく指定されるようになってきています。

今年は何も事前に知らされていないですが、本試験では地盤の条件が細かく指定されるかもしれません。

また、計画に当たっての留意事項には、平成29年度は「景観」という一言が入っており、

それだけ景観の要求ウエイトが高いことが分かります。

 

こうして本試験の課題文を読むだけで、解答へのヒントが至る所に散りばめられているのが分かりますね。

 

3.標準解答例のゾーン分けを分析

試験元の出している標準解答例は、試験元が一級建築士試験とはどういう試験なのかをダイレクトに語ってくれれるメッセージです。

標準解答例から得られる情報はものすごく多いです。

 

標準解答例の分析方法を紹介します。

標準解答例を印刷して、ゾーニングを色分けして、利用者動線、管理者動線を書き入れてみましょう。

また、各年度ごとに、標準解答例は2案あります。

この2案というのはとても有益な情報で、2案で共通する部分を見つければ、試験元が何を重視しているかがよく分かります。

 

例えば平成29年度の解答例を見ると、問題文で景観の要求がある通り、客室とレストランは南又は東向きになっています。

また、大浴場とトレーニングルームとの動線について配慮が要求されたリラクセーションスペースは両案とも地下1階でまとめてあります。

逆に、ショップやコンセプトルームは景観の要求がないので、どこに配置してもOKという事も分かります。

 

また、標準解答例は作画の要求レベルを確認するのにも有用です。

僕は総合資格に通っていたのですが、作画の要求レベルが少し高い気がします。

外構や補足の書き方など、標準解答例の描き込みレベルを参考にしておくといいでしょう。

 

過去問はどこで見られるの?

まず、過去3年分の過去問と標準解答例は、試験元の建築技術普及センターのサイトで見ることが出来ます。

それより過去のものについては、

資格学校に通っている受験生は過去問集が配られるので難なく手に入れることができるでしょう。

独学の場合は、市販されている「設計製図のウラ指導」の本が

過去問が載っていて少し解説もあるのでオススメです。

 

合わせてこちらの記事も読むと、過去問からどういうことがわかるのかが分かります。 

www.1kenshikaku.com