誰でも一級建築士試験に確実に合格できる方法

平成29年一級建築士試験に合格した僕が、確実に合格する方法を紹介します。

資格学校を妄信すると痛い目にあう理由【設計製図】

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僕は3年総合資格学院に通い、3回目にして製図合格しました。

がっつり資格学校に授業料を払った私が言うのもどうかと思いますが、資格学校のことをただ妄信して、自分では全く情報収集していないようでは、製図試験で落ちます。

 

学科に関しては、総合資格の場合、学校の言うとおりに勉強すれば合格できます。

カリキュラムの組み方、問題の解かせ方、量、質と、かなり信頼できると思います。どこから勉強を始めようかということを一切考えなくていいので、勉強の中身に集中できます。

 

しかし、こと製図に関しては、学校の言うとおりにしているだけでは合格できません。むしろ学校で教わったことを真面目にやろうとする人ほどドツボにはまり、プランが悪くなってしまいます。

 

部分のことばかり教える講師には注意

設計製図試験は建築物を設計する試験です。

試験官が最も重要視するのは建築物全体としてのまとまりであり、空間構成です。

しかし、資格学校の講師によっては、部分ばかり添削指導して、空間構成のまとめ方であったり、全体構成をあまり指導しない人もいます。

 

資格学校の設計製図講座は、課題や解答例は共通のものを使用しますが、解説や添削、その他のアドバイスについては講師の裁量に任されているところが多いです。

 

特に、学校や講師によっては、ローカルルールを教える事があります。

「廊下幅は2.5m以上」

「要求になくても吹抜けを設けろ」

「補足説明を書きまくれ」

「機械室は外気に面して」

・・・

どれも図面に盛り込めれば良いことであるのは間違いないです。しかし、守らなければいけない絶対条件ではありません。

むしろ本試験では、こういったことをいくつか妥協しなければ、時間内にプランをまとめ上げるのは困難でしょう。

 

資格学校の講師から言われたから、廊下幅2.5m以上守らなきゃ」では無く、

ここは利用者のメイン動線だから、廊下幅2.5m以上は確保しておきたいな」というような判断の仕方をしてください。

そうすれば、計画の本質を見落とさずに妥協の判断ができると思います。

 

「ここは片側廊下だし、奥まっていて特定の人しか通らないから廊下2mにしよう」とか、

「採光・通風を他の形で取り入れているから2〜3階は吹抜は必要ないな」と言った妥協をしましょう。

 

繰り返しになりますが、資格学校で指導されることは、ほとんどが「部分」のことを言っています。

この「部分」にとらわれすぎて、全体のバランスが崩れてしまっては、元も子もないです。

全体のバランスというのは、階ごとのボリュームバランスであったり、管理と利用者の動線ゾーニングだったりです。

 

添削の時、全体のことや空間構成のことを熱心に教えてくれる講師に当たったら、当たりです。

逆に、部分のことにばかりこだわる講師に当たったら、真面目に全部聞いていると危険です。部分にばかり気を取られると自分のプランが破たんしてしまいます。

 

本試験はどの資格学校生でも独学でも平等に解ける

一級建築士試験の受験生は、あなたの通っている資格学校生のみですか?違いますよね。

S、N、T、通信、個人塾、独学・・・様々な環境の人が受験します。

試験元の立場で考えてください。

どこか一つの学校に通っている人を有利にするような問題を作成しようと思うでしょうか。

 

試験元は、どの学校に行っていても平等に解ける問題を作成します。そのために、1年間問題を練り、資格学校の動向もチェックしています。

課題発表時、資格学校によって解釈の分かれるものは必ず課題文に説明があり明確にされます。

 

問題を解く際に注意してほしいのが、「課題文で要求されていること」なのか、「その資格学校での独自解釈」なのかということです。

 

例えば去年の試験で言えば、車回しの大きさが良い例でした。

車回しの大きさは、総合資格では最低17m円のサイズと教えられていました。しかし、ウラ指導では最小直径10m円として指導されていました。

これでは、車回しのサイズが指定されない同じ問題を解いたとき、17mの車回しを作る方がプランが難しくなってしまいます。

こういった情報を知っていれば本試験では何の条件も与えられず車回しが出ることはありえないと分かるはずです。

実際、本試験では12mの円が内接できる車回し、と条件指定されました。

 

平成30年で言えば、屋内プールもこのような例の一つだと思います。

今回プールは競技用ではなく、エクササイズをするためのプールなので、特にサイズに規定はありません。当然プールの条件は課題で指定されるでしょう。

設置階数は自由になるかもしれませんが、動線建築の構造・立体構成を手掛かりに探っていけるような条件設定になるはずです。

 

まとめ

資格学校以外でも積極的に情報収集してください。

情報収集する資料としては、以下の物があります。

 

まず必ずチェックすべきは過去問標準解答例です。

試験元が出している貴重な資料です。

資格学校に通っている人は資格学校で過去問集を貰えると思います。

独学の人も過去3年分試験元のサイトで見られるので、チェックしてください。

また、過去問は市販されている書籍「設計製図のウラ指導」に収録されているのでオススメです。

 

※過去問について詳しくは、以下のページに勉強法を書きました。 

www.1kenshikaku.com

 

他には、僕は資格学校とは別にウラ指導の通信添削を併用していたので、そこから得られる情報は多かったです。講師に掲示板で直接質問が出来るのと、他の受講生の答案とその添削が全部見られるのが良かったです。

そこまでやらなくても、ネットで建築物や設備の実例を調べたり、ブログを読んだりするのも良いと思います。

 

ただ、あくまでメインは通っている資格学校にして下さい。その他の情報はセカンドオピニオンとして自分で持っておく程度が良いと思います。